2013年7月19日金曜日

褒める。と 関心をもつこと。






























■写真■ 2012年「第2回 四町乙女パーティ× zine picnic」より



「あなたのしたいことはなんなの?」
「あなたの絵で表現したいことはなんなの?」
「どうやって描いているの?」
「どのイベントに出てるの?」
「どんどん見たいから、もっと作品を作ってよ」


物をつくるコミュニティの中にいると
なんとなく出した作品に対して
「どういうことを表現したいの?」
と、自分の考えを聞かれることが多い。

「なんとなく」と言っても
たくさん考えて、たくさん試行錯誤してる作品は
こう想って描いたとは言えるんだけど
「有名ではない」「プロではない」=誰も見てないだろう
といった体のいい言葉に隠れて
ビジュアル面でだけ描いた作品は
手抜きした部分が見え隠れするわけで
説明をもとめられた時に、言い訳してる部分って自分でわかる。

大抵の場合、作家さんと呼ばれる人たちは
想いを汲み取ろうとしてくれる人達が多いし
優しさ故の素直な感想をくれたりする。

作品の優劣じゃなく
手抜きしたことに関しては「ダメだろ」って言うけど
破天荒なことでもバカなことでも
作品を良くしたい・おもしろくしたいって気持ちに関しては
最大の「いいね!」をくれる。

自分が真面目に作品と向かい合えば向かい合うほど
「いいやん!いいねー(笑)」
と言ってもらえる幸福のループ。





…あれだね、



人を褒めるって大事だね!
関心をもってもらえるって幸せだね!



そのまま生温につかり続けたら
そこで成長はとまるけど、
人に褒めてもらえたことがきっかけで
それが仕事になっちゃいました。ってこともあるくらい、
笑ってもらえる・楽しんでもらえるってうれしいことだし
なにより反応が返ってくるってすっごいパワーになって
自分ががんばった分だけ、返ってくるものなんやなって。
誰にも見られてないと、良くも悪くもかたよってくるから
悪い方にいくと性格ひねくれたり、ぐれたりすると思う。
あと、批評家にはなるなってこと。
好きか嫌いか、自分で思う分にはOK!


作品の密度も大事だけど
頻度の方が重要な気がして
完璧に完成された作品じゃなくても良くて
それよかチャレンジの方が大事で
その人の作品に対するパワーを見たい。
…というか「その人の考えを知りたい!」って想ってもらえるわけで。
なかなか大変なんだけど大事なんだよね。。

22歳の頃の私は「自分の事なにも知らないな…」っていう感じでした。
人の反応ばかり待ってると、なんにもできないし、
認められたいのに待つことって心満たされないんだなって
自分で動いた方が傷つくけど清々しいんだなって。

かっこつけるほどかっこわるくて
かっこわるいほどかっこいいんだな。



「褒めること。関心をもつこと。」
作品のこと中心に書いたけど、
人間にとって心の栄養として必要なもの2つ。
子供ももちろん、大人相手にも必要!
わかってるけど、行動に現れてない時あるから
書きとめておこうっと。



P.S. Box Gallery  Make Merryと、
そこで知り合った作家さん達に出会えたのは幸運でした。






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