2016年2月25日木曜日

フィルムの『味』って何か。





























去年9月に新婚旅行で行った北海道の写真、

ようやく現像されて帰ってきました。

(出すの遅かっただけ)




今回の旅はほぼ主力はデジタルカメラにお任せし

フィルムカメラは全部で45枚しか撮っていない。

久しぶりのフィルムでピントも構図も下手になってたから

リベンジしたい欲がメラメラ…。

また今度、次はMAMIYA(フィルムカメラ)を主役にして行こう。

(※でも動物とか素早いものを撮るのは難しいんだよね。ピント調節が手動だから。)






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最近、『写ルンです』がまた流行ってきてるみたいですね。

私達世代には懐かしく、学生時代大変お世話になった『写ルンです』。

































※画像はお借りしました。




デジタルカメラが主流で出回り、

最初からデジタルが当たり前になっている世代にとっては

お手軽に買って撮れるフィルムカメラは逆に新しいらしく、

デジタルにはない「味のある写真」が撮れることが魅力的なんだとか。

トイカメラのようなチープさもあるので

撮られる方もデジタルカメラを向けられた時のような

プレッシャーを感じにくいし。





わかるわかる。

フィルムの「味」って良いよね♡

空気感というか、奥行きというか…。匂いとか音まで届きそうなもの。



私はいつもそのフィルムの良さを「味」という言葉にしか説明出来なくて

「そもそもこの「味」って何なんやろなー…。」

ってしばらく悶々と考えてたんですよ。

そしたらある日のTV番組で

ビートたけしさんがその答えをおっしゃっていました。




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(映画業界も最近はデジタルが主流。

でもビートたけしさんは、今でもフィルムで撮るんだそう。

それは何でかっていうとやはり味のある映像が撮れる、と。)



今やデジタルの進歩がどんどん進んで

TVでも「4K(3840×2160画素)対応フルハイビジョン」とか

一眼レフカメラ「Nikon D810(有効3635万画素)」とか高精細なものがいろいろある。

確かに画面はキレイになったけれど、

でもそれは数字や単位にできる範囲のキレイさだろ、と。

フィルムカメラには、デジタルの数万倍、数億倍の光が写ってる。

目には直接は見えないけれど、「なんか良いな」って思えるのは

その目にも見えていない光まで

フィルムは捉えて写すことが出来ているから。

だから空気感や雰囲気がそのまま伝わる。

だから良い。



(言葉は正確ではないけど、このようなことを話されていた)
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…とおっしゃっていたのを聞いて

それや。って納得。



目にも見えていない光が写ってる、

それが「味」なんだなぁ。






カメラは「道楽」な趣味なんだけど、

出来る時期、出来る年に味わっておきたい。

やっぱりフィルムは良いよ。

(デジタルも好きだけど)






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