2013年5月11日土曜日
みっちり4時間ミーティング。
昨晩は喫茶チャオにて
デザインチームとライターチームの打ち合わせでした。
おおまかにも先にデザインを提示していた方が
ライターさん達も何を取材してこればよいか、
必要事項がわかるので、そのための集まりです。
あと全体的なページ構成も含め、
今動けるものは何か、見極めていきます。
各々の頭の中をクリアーに、
統一してゆく作業。
言葉だけではなく
感受性の部分でも理解していく必要があって
こればかりは何度も顔を合わせて
話し合っていかなければならないと感じます。
何度も編集長と話し合って
「今までのこなれたオシャレさはいらない。」
ということがわかって、
「本を開いただけで、潮や風や料理のにおいが
香ってくるようにしたい。」という要望に応えるには
かっこよさやキレイさよりも、ありのままさ。
ある意味どろくささであり、ダサさなのだろうなぁと思う。
でもそれが「ダサい!」となるか「荒々しくてかっこいい!」となるかは
デザインと写真とコピーのほんの少しのスパイスの調合差で、
それを何となくでも「こうしたらいい」とわかるには
私はもう少し成長しなければならないなぁと感じます。
京都のフリーペーパーSCRAPにて
くるりの岸田さんが言っていた言葉。↓
ピュアっていうと若ければいいと思われがちやけど、
そういうものでもないじゃないですか。
(中略)
ありのままの姿っていうピュアなものが
含まれているからやと思うんです。
やっぱりピュアなものを、どれだけ
シュッと出すかっていうことが大切やと思いますね。
(中略)
ヒーローがいないんです。
それってすっごいリアルなんですね。
ちっさいドラマや、ちっさいアイデアを、
ピュアにフォーカスしてパン!と出している。
そういうことがすごく好きなんですよね。
「ヒーローがいないんです」
なんとなく、この言葉にヒントが隠されている気がしています。
がんばります。
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