2013年2月2日土曜日

ねむ先生。


仕事の関係上、ある本を借りて読んでおく必要があったので
そのついでに借りてきた、ねむようこさんの
『午前3時の無法地帯』と『午前3時の危険地帯』

労働基準法などプイーーッと無視して
午前3時でも、土日でも絶賛稼働中のデザイン事務所(パチンコ系)のお話。

ひっさしぶり読んだけど
やっぱり好き!!もう全巻集めます!!
1冊1,000円近くするんやけど(1,000円×全8冊=約8,000円也)
全巻買います!!!!

ねむさんの漫画は

「ダサかった女の子があか抜ける」とか、
「今までモテんかったのに男2人に取り合いされる」とか、
そういうベタさはないのですよ。

「こんなんじゃいかんよな〜」って
女子力を保とうとしたり、
「つまんないな〜」って女の下心があったり、
恋の為なら仕事がバリバリはかどったり、
逆に全然できなくてミスばっかりしたり、
失恋を仕事で忘れようとしたり、断髪式したり。

『危険地帯』は『無法地帯』の続編で、
それぞれ主役が変わるけど、どちらの子も
「私、なんでこの会社にいるんだろう?」って悩むのです。
自分が本当にしたいことを追い求めなくていいのかとか、
過去のトラウマとか、自信が持てないこととか、
どれもあるあるある!
と思うものばかりなのです。


仕事の過酷さが痛いほど共感できるのですが、

その過酷さゆえ、新人社員のフォローに敏感な先輩達の優しさに救われる。。。
私自身、先輩がいた時期があまりに少なすぎて、単純にうらやましい。

自分が「どこか大丈夫じゃない」状況を気付いてくれて
話を聞いてくれるだけでも、どんなに楽になるかなぁ〜と思いますもんね。




私が全8冊の中で特に共感したシーンは、
主人公ももちゃんが
遠距離恋愛中の彼氏と都合あわず、会えなくなったが
気持ちを切り替えて仕事終わらそうとしたシーン↓です。


堂本(先輩チーフデザイナー):「たくましいね、ももちゃん」
ももこ:「え?ははっ。 たくましくないとやっていけないですからねー」
堂 本:「ふーーーん」

堂 本:「でもなんかカレシかわいそー。
          そんなアッサリされちゃうと!」
ももこ:「へ?」

堂 本:「だってさー。やっぱ男としては
          「アナタなしじゃワタシだめなの」ってスタンスが欲しいワケじゃん?
          もーちょっとさめざめしててくれないとさぁ…
          たくましい女なんて正直萎えるっつーか…
          一人で大丈夫とか言われてもさぁ…。

ももこ:
さめざめしてたら
仕事ほっぽり出して帰ってきてくれるんですかーーーー!?


淋しい淋しい言ってたら
土日休んで会いに行かせてくれるんですかーーーっ


女をたくましくさせるのは男でしょーーーーーーーーー!?


守り切る度量もないクセにたくましくなるななんてっっ……


都合よすぎるんじゃぁぁあ!!!!!!!!」







言いよったぁ〜〜〜〜。ですよ。
さめざめしくすると鬱陶しがられるのに、
強くなると可愛くないと言われてしまう。。。
こんな経験したことある方、いらっしゃるんじゃないでしょうか?

弱さを見せれる人間の方が、
弱さを見せない人間より、本当は強いんだと思います。

逆のパターンで女が男に都合の良い面だけを期待してしまっている事もあるでしょうし。
「男が悩まないとでも思ったら大間違いだぞ」ですし。

男女とも、仕事している以上「(恋愛面で)アナタなしじゃワタシだめなの」スタンスは
通用しない。(場合が多い)






あともうひとつ。デザイナーとして覚えておきたいシーンは、
主人公たまこちゃんが、デザイナーの仕事について語るシーン↓。


輪島(営業):「これ会長(パチンコ屋の)の字だろ?バランス悪くないか?達筆すぎて。
たまこ:「あ…でもべガス(店名)はどっちかっていうと
          小ぢんまりしたあっとホームなお店だから、
          そういう内輪ネタが喜ばれたりするんです。」
          
          「会長の手書きの貼り紙は、べガスの名物みたいなものだし…
          そういう特徴をこわして、ピカピカに使い込んだデザインをするのは
          逆に嫌がられるんじゃないかと…」

          「ホラ、ボロボロのラーメン屋がキレイに改装して
          がっかりしちゃう感じってあるじゃないですか。
          
          ただキレイに改装するんじゃなくて、

          ボロボロの中のどこに人はひきつけられるのかを汲み取って
          整備して再建築するのが…

          デザイナーの仕事なんじゃないかと思ったんです。




…ほんと。まさにその通り。。

いかにお客さんの"らしさ"を引き出して、活かすことが出来るか。だと思います。
しかしお客さん側も「ただキレイにすることに意味がある」と
思い込んでいる方がまだまだ多いのも事実。
お客さんに伝える力や、懐にうまく入っていく力を
もっと鍛えていかなければならないんだと思います。



ねむさんの漫画読むと、
恋愛したくなるし、仕事やる気でるしで本当に大好き。
多分やる気でない時に、繰り返し読む漫画になると思います。
      

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